訪問看護のオンコールとは

訪問看護に興味があるけれど、「オンコールが不安」という声をよく聞きます。

「夜中に呼び出されるの?」「毎日待機するの?」「手当はどのくらい?」

この記事では、訪問看護のオンコールの実態を、頻度・手当・対応内容まで正直に解説します。

目次

オンコールとは

オンコールとは、勤務時間外(夜間や休日)に、利用者さんからの緊急連絡に対応できるよう待機する制度です。病棟の夜勤とは全く異なります。

夜勤は病院内に拘束されますが、オンコールは自宅で待機します。電話が鳴らなければ自由に過ごせます。頻度は月4〜8回が目安で、待機手当と出動手当が支給されます。

オンコールの頻度

ステーションの規模やスタッフ数によって大きく異なります。小規模(5名以下)は月8〜10回、中規模(6〜10名)は月4〜6回、大規模(11名以上)は月2〜4回が目安です。

入職前にオンコール体制を確認することが非常に重要です。「月に何回当番があるか」「当番は交代制か固定制か」「当番でない日は完全にオフか」を必ず聞いてください。

実際に電話が鳴る頻度

電話対応のみで済むケースは月の当番中に2〜3回程度。実際に訪問が必要になるケースは月の当番中に0〜2回程度。一晩中電話が鳴らない日も多いです。

ただし終末期の利用者さんが多い時期は対応が増えることもあります。ステーションの利用者層によって変わるため、面接時に確認してください。

オンコール手当の相場

待機手当は1回あたり1,000〜3,000円、出動手当は3,000〜5,000円、月あたりの合計は8,000〜30,000円程度です。

夜勤手当と比較すると単価は低いですが、自宅で待機できること、対応がない日も手当が出ることを考慮すると、時間あたりの負担は夜勤より軽いです。

オンコール対応の流れ

1. 利用者さん・ご家族から電話

症状や状態を聞き取ります。慌てているご家族も多いため、落ち着いて質問することが大切です。

2. 電話でのアセスメント・指示

状態を判断し、自宅でできる対応を指示します。多くの場合、電話対応で解決します。

3. 必要に応じて緊急訪問

電話だけでは対応できない場合、利用者さんの自宅を訪問します。

4. 翌日にステーションへ報告

対応内容を記録し、チームに共有します。

オンコールに対する不安への回答

「一人で対応できるか不安」

当然の不安です。ほとんどのステーションでは、電話でベテランスタッフや管理者に相談できる体制があります。入職してすぐにオンコールを担当させるステーションは少なく、数ヶ月の研修期間を設けていることが一般的です。

「プライベートの予定が立てられないのでは」

当番日はあらかじめスケジュールが決まっています。当番でない日は完全にオフです。

「家族に迷惑がかかるのでは」

子育て中の看護師も多く働いています。オンコール免除や回数調整を行っているステーションもあります。

ステーション選びのポイント

  1. スタッフ数が多いほど当番頻度が下がる
  2. 終末期の利用者が多いとオンコール対応も増える
  3. オンコール前の研修・同行訪問があるか
  4. 当番中に先輩や管理者に電話相談できるか
  5. 待機手当と出動手当の両方を確認

まとめ

  1. 自宅待機で、電話が鳴らない日も多い
  2. 対応が必要な場合も、電話対応のみで済むことが多い
  3. 手当が支給される
  4. ステーション選びでオンコールの負担は大きく変わる

オンコールの実態を知った上で、自分に合うステーションを探したい方は、気軽に相談してください。

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この記事の監修者
株式会社じょいなす 代表取締役 / 臨床工学技士
元臨床工 学技士。病院勤務を経て、看護師の転職支援事業を立ち上げ。年間300人以上の面談を 代表自ら対応し、一人ひとりのキャリアに向き合っています。
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この記事を書いた人

元臨床工学技士。病院勤務を経て、看護師の転職支援事業を立ち上げ。年間300人以上の面談を代表自ら対応し、一人ひとりのキャリアに向き合っています。

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