名古屋の訪問看護は、訪問看護の経験がなくても始められます。ただし看護師としての臨床経験は必要で、求められる年数は事業所ごとに分かれます。
訪問看護の求人を開くと「訪問看護未経験歓迎」がずらりと並びます。ただ、その言葉の中身は事業所で違います。名古屋・東海の求人を公式サイトで並べると、同行訪問の期間を「2週間程で終わります」と数字で書いている事業所がある一方、「様々な研修体制」としか書いていない事業所もあります(いずれも各社の公式サイトの求人に載っていた書き方で、記載は更新されることがあります)。
未経験で入れるかどうかは、この差の読み方で決まります。
「訪問看護未経験OK」でも、臨床経験は2〜3年求められる?
「未経験歓迎」は訪問看護の経験がないことを指していて、看護師経験がないことではありません。まず外しやすいのがここです。実際の応募資格を見ると、臨床経験2年以上とする事業所と、3年以上とする事業所に分かれます。
2年と3年では、応募できる求人の数がはっきり変わります。新卒2年目で訪問看護を考えているなら、まず自分が何年目で応募できるのかを求人票で確かめるところからになります。3年以上あれば、2年以上・3年以上のどちらの条件も満たします。
必要なスキルの中身は訪問看護で必要なスキルとは?病棟経験だけで大丈夫?に書きました。
「未経験歓迎」の中身は、求人票に数字があるかでどう見分ける?
教育体制が実際に回っているかどうかは、求人票の書き方に出ます。判断の材料は文章の熱量ではなく、数字が入っているかです。
| 求人票の書き方 | 読み取れること |
|---|---|
| 「2週間程で同行訪問は終わります」 「新入社員研修は入社後4日間」 「2か月目にフォローアップ研修」 |
日程が決まっている=新人を受け入れた実績があり、手順が固まっている |
| 「様々な研修体制」 「体制を整えています」 「丁寧に指導します」 |
実物があるかは求人票では判断できない。面接で期間を聞いて確かめる |
後者が悪いという話ではありません。書いていないだけで手厚い事業所もあります。ただ求人票の段階では区別がつかないので、確かめる手間をこちらが持つことになります。
聞き方は難しくありません。「同行訪問は何回くらいで単独に切り替わりますか」「直近で未経験から入った方は何人いますか」と聞いてみましょう。この2つに具体的な数字で答えが返れば、受け入れの実績があります。言葉を濁されたら、その事業所では自分が最初の未経験者かもしれません。
精神科の訪問看護から入るという選び方もある?
名古屋市内には、精神科に特化した訪問看護の事業所もあります。勤務の条件(夜間の対応の有無・1日の訪問件数・移動手段・研修の支援)は事業所ごとに違うので、求人票の勤務条件の欄と見学で確かめておきたいところです。
身体管理の比重が下がるぶん、医療処置の面では未経験で入る負荷が軽くなる面があります。ただしコミュニケーションの負荷は上がるので、楽な入り口という意味ではありません。
それでも、一人で判断する場面は残る?
教育体制が整っていても、訪問先に先輩はいません。急変時の最初のアセスメントと初動は自分の責任になります。同行訪問が終われば、この場面は避けられません。
夜間オンコールのある事業所なら、そこも見ておきたいところです。夜間のオンコールは、病棟の夜勤とは違います。自宅で待機し、緊急時に対応する形で、手当が付きます。月に何回呼ばれるかはステーションで大きく違うので、面接で直近の実績を聞いてください。仕組みは訪問看護のオンコールとはに書きました。
未経験で入るなら、この2つを「いつから一人で持つのか」を入職前に確認しておくと、入ってからの落差が小さくなります。
なお、求人票の数字だけで事業所を外すのは早すぎます。新人を年に1人採るかどうかの小さな事業所は、研修の日程を文書にしていなくても、管理者が付きっきりで教えていることがあります。応募資格の臨床経験の年数も目安で、相談に応じる事業所があります。
見学で確かめると、求人票の言葉は答え合わせできる?
教育体制は見学で見えます。確認したいのは、同行訪問に出る先輩と新人の距離感、事業所に戻ってからの振り返りの有無、記録を書く時間が勤務時間内に確保されているかです。この3つは、案内されている間にも観察できます。
給料の相場も先に知っておくと、条件で妥協しなくなります。名古屋・東海のレンジは名古屋の訪問看護、給料の相場は?にまとめました。
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よくある質問
Q. 訪問看護未経験でも、名古屋で求人はありますか?
あります。名古屋・東海の訪問看護の求人には「訪問看護未経験歓迎」と明記しているものが多いです。ただし応募資格として臨床経験2年以上または3年以上を求める事業所が分かれるので、そこは求人票で確認してください。
Q. 病棟経験が2年しかなくても応募できますか?
臨床経験2年以上とする事業所なら応募できます。3年以上とする事業所は対象外になります。2年と3年で応募できる求人数が変わるので、まず自分の年数で絞り込むのが早いです。
Q. 同行訪問はどのくらいの期間ありますか?
事業所によって違い、求人票に書いていないことも多いです。公式に「2週間程」と期間を明記している事業所もあります。書かれていない場合は面接で「何回くらいで単独に切り替わりますか」と聞くのが確実です。
Q. 未経験なら、精神科の訪問看護から入るのはどうですか?
選択肢の1つです。名古屋市内には精神科に特化した訪問看護の事業所もあります。身体管理の比重が下がるかわりにコミュニケーションの負荷は上がるので、負担が軽い入り口とは言えません。
Q. 教育体制が整っているかは、どこで見分けますか?
求人票に数字が入っているかで見分けます。「同行訪問は2週間」「研修は入社後4日間」のように日程が決まっていれば、新人を受け入れた実績があり手順が固まっています。「様々な研修体制」のような書き方なら、面接で期間と直近の未経験入職者数を聞いて確かめてください。

